話し、かける
2021/03/19
話すって、何に関しても肝心なことだと思う。
そこで改めて思ったのは、
いまの現場は、すばらしいと思った。
リーダ、マネージャが、話しかける。
「どうですか?」
「何かありませんか?」
進捗が気になるから、話しかけるのは当然ということもあるが、
ちゃんと「人」と仕事をしているという感覚がある。
たとえば、こんなことがあるとどうだろう。
A:「日報書いてください」
B:「どんな内容ですか?」
A:「一日の中で何かあったことをメールで書いてください」
B:「仕事以外のことで、特に書くことないんですけど。」
A:「とりあえず、何か書いてください。面白いことあったとか。なんでも」
B:「どんな理由があるんですか?」
A:「コミュニケーションは重要なんだよ」
B:「・・・」
たとえばとは、書いたものの、
実は実際にあった話。
業務外で何かあったことを、ちくいち報告するのは、
いささかどうかと思ってしまう。
本当にコミュニケーションがとりたいのであれば、
顔をあわせたときに話したり、
飲み会でも開いてわいわいやったほうがいいと思う。
仮に、それと比べると、
話し方がうまい。
相手をみて、感じて、自分だったらこう思うかもということを、
想像して話している。
コミュニケーションは、自分本位では、
成り立たないと思う。
相手があって、初めて成り立つものであり、
「ああしろ」「こうしろ」というのは、命令になるんだと思う。
なんでこんなことを書いているかというと、
先日、ちょっと感動しました。
私の作業は、非常に単調ではあるのですが、
膨大な量の情報とほかの人が作ったものの解析、調査をやっています。
そして、調査結果の資料作成。
周りからすると、「楽しくない」「つまらない」作業に見えると思います。
今の現場に入って、ひたすら続けているので、
余計にそのように見えるんだと思います。
そこで、リーダーさんが言った一言。
「仕事楽しい(笑)でも、的確な資料が出てきたからホント助かったよ」
実は、たったコレだけのことだったのですが、
すごく救われました。
何もわからないなりに、きっと求めているであろう項目を絞って資料を作って、
こんなことを言ってもらえるなんて思ってもいなかった。
何より、言葉に”気持ち”が入っていたので、
涙が出そうだった。
大げさかと言われそうですが、
グっときました。
その方は、別のチームなのですが、
現場に入るときの面談でもいた方。
あまり年齢は変わらないと感じるのですが、
すばらしいことができる方だと思いました。
自分の目線を押し付けるのではなく、
個人があってのチームであることを意識して、
発言し、気持ちよく仕事をしてもらおうと、
本当に思っている人なんだと思いました。
私ももっと広い人間になりたいと、
改めて思いました。
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今年になって、やっと本を読む気力が出てきました。
読んだ本を紹介します。
- マネー力 (PHPビジネス新書)/大前 研一
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オレの言うことは間違っていない!
というような、印象も受けますが、勉強になります。
- 「しゃべる」技術~仕事力が3倍あがる話し方の極意/麻生けんたろう
- ¥1,470
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確かに、学校の指定教科には、
しゃべるという教科はありません。
自分で感じて勉強していかなければです。
- 「脳にいいこと」だけをやりなさい!/マーシー・シャイモフ
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翻訳された本ですが、
どことなくわかる気がする。
「そうかもしれない、でも、
そうしたほうが、いいような気がする」
とおもえるのではないでしょうか。