地域格差

      2021/03/19

先日、わけあって実家へ帰省しました。

 

まざまざと見せられた現実がそこにありました。

 

~それは、地域医療格差です~

 

先週くらいの東洋経済にも取り上げられていた地域に該当するのですが、

自殺者の人数がワースト1の県です。

 

県内にもちろんたくさんの病院はありますが、

医師がいないのです。

 

地元の隣の市の病院では、

大学病院へ派遣の依頼をしていたのですが、

一斉に引き上げられ、

特定の科の医者がいなくなりました。

 

治療を受けていた患者さんが、

医者がいないにもかかわらず、

病院で待っていたりすると書かれていました。

 

地元にもどり、

「これは本当の記事だ」

と確信しました。

 

実際地元の病院には、

医者の70%が別の県や大学病院から

来てもらっている状態でした。

 

その70%の医者が手を引いたらどうなるだろうか。。。

 

恐ろしくて考えたくありません。

 

オイラが小さいころは、

小児科もありましたし、

整形外科、皮膚科、眼科、産婦人科

すべて毎日受診することができました。

 

しかし、いま。

 

週に1日しか見てもらえることができないのです。

 

いくらここで訴えても、

たくさんの事情があり、解決することはできません。

 

しかし、誰かひとりでも、

思っていることを書かなければ、

つたわることはありません。

 

だから書きます。

 

地元は、いくら”市”とはいえ、

車がないと生活できません。

 

ちょっと大きな病院へ行くとしても、

本数の少ないバスを乗り継いで、

長い間病院でまってから、

数分の受診しかできない現状です。

 

高齢者が多くなるに連れて、

全国的に、オイラの地元のようになるのではと思うと、

恐ろしいです。

 

産婦人科の医師が不足していると

メディアで話題になったことがあります。

 

しかし、同等以上に、

精神科医、脳外科医が足りていません。

もちろん、小児科医や内科医も。

 

医者が地元に少なくなったのは、

大学側の研修制度の変更があったからのようです。

 

学生が研修する病院を、

学生自身が選べるようになったため、

地元に残る確率が激減しました。

 

もちろん、学生だって、

いい病院で研修をして、

いい医者になるためにがんばっているのですから、

絶対に地元に残れ!とはいえません。

 

しかしながら、現実として、

このような現実となります。

 

医療系の大学側も、

受験料や入学費を格段に安くし、

学生の獲得をしようと必死のようです。

 

しかし、~医者は大変な仕事だ~と

メディアが大きく取り上げる回数が多くなればなるほど、

医者志望の学生が減ってしまうのではないかと思います。

 

報道の自由もありますから、

なんともいえません。

 

しかし、医者は患者さんのからだをあずかっているのです。

 

サラリーマンとはちょっと違う感覚であることも、

確かだと思います。

 

今すぐにでも、医者になれるのならば、

地元に戻ってたくさんの患者さんのために

働きたいくらいです。

 

なんて悲しい現実なんだろうか。

 

メディアの中心が都市部から始まっていますから、

取り上げられる機会は非常に少ないでしょう。

 

だから、ぜひ取り上げてほしい。

 

これから必ず訪れる高齢者社会。

 

高齢者が必ず必要とする高度医療。

 

数々の問題はあります。

 

でも、ひとつひとつクリアしていかなければ、

明るい豊かな国にはなりません。

 

NTTの光回線の導入目標が引き下げられて、

「豊かな国つくりに時間がかかってしまう」など、

言ってる場合ではありません。

 

超高速回線がなくても、

データの圧縮通信をすれば、

ADSL回線でも、

十分に活用できるはずです。

 

時間とコストがかかるインフラ整備から着手するのではなく、

”人”が明るく豊かに暮らすための、

最低限必要なところから、

着手すべきです。

 

お金をかけて早くできることからではなく、

時間がかかるからこそ、

時間をかけてやるべきことが先にあると思います。

 

都内で暮らしている議員さんには、

身近には感じてもらえないでしょう。

 

一度でもいいから、

地方で、地方の給与、年金で暮らしてほしいと思います。

 

そこで初めて、

~本当に必要なこと~

が見えてくるのではないでしょうか。

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